カナダの公用語について
■カナダの公用語について
カナダは英語とフランス語を公用語として認めている国です。
英語を使う人は6割程度に対して、フランス語を使う人は2割程度です。
カナダはイギリス系の移民についで、フランス系の移民が多いので、公用語に英語とフランス語の両方を使っているのはうなずけますね。
カナダにある10州のうち、8州は英語のみを公用語としています。
ニューブランズウィック州は英語とフランス語の両方を公用語とし、ケベック州はフランス語のみを公用語にしています。
このようにカナダ自体は英語とフランス語の両方を公用語として認めていますが、州によって異なるのです。
フランスからの移民からなるケベック州はフランス語のみを公用語にするように、その土地をどんな人種の人々が開拓したかにもよります。
カナダは公用語の英語、フランス語以外にも、中国語、イタリア語、ドイツ語やスペイン語などを使う人も多くいます。
それはカナダが移民からなる国であることに由来しています。
中国からの移民も多くいますから、各地には中華街もあります。そこでは中国語で会話する風景が多くみられます。
チャイナタウン
またリトル・イタリーといって、イタリアンタウンもありますから、そこではイタリア語を話す人をよく目にします。
もちろん英語もしくはフランス語が公用語ですので、彼らはどちらかの言語を話します。
同じ人種の人と話すとき、彼らはそれぞれの言葉を使うようです。
ところで、公用語にフランス語を使うということはどういうことかわかりますか?道路標識やお店の看板、お店のメニューはフランス語です。
もちろんレストランによっては英語のメニューを用意してありますが。学校教育も公立ですと、フランス語を使用します。
そして第二言語として英語を習います。ケベック州といっても2番目に広い州です。
ケベックシティやショウウィニガンなどやモントリオール郊外ですとフランス語しか話せない人もいますが、大都市モントリオールですと英語とフランス語を両方流暢に話す人が多いです。
日本が日本語のみを公用語として使うのとは違い、公用語が二つある国はその歴史や州によってこのように違うのですね。
■語学関連のノウハウサイト
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